任逍遥

旅、ダイビング、語学、読書、金魚、ラジオのことなど

ハルビン2泊3日の旅(2)

ハルビン旅行二日目。

 

とりあえず最寄りの地下鉄「烟厂」駅直結の地下街食堂へ。

水餃子屋で注文し、おばちゃんとしばし歓談。

なんでもおばちゃんは依然大宮駅前で中華料理屋をやってたとのこと。

世界は狭いです。餃子おいしかった。

食欲もりもりだったので、麻辣烫も注文。

ハルビンの麻辣烫はゴマだれベースなんですかね!?

思ってたのと違ったけどおいしかった。

さすがにちょっと残してしまって申し訳なかった。

 

満腹になったところで、东北虎林园(アムールトラパーク)を目指す。

哈东站まで地下鉄で行き、そこから35番バスに乗車。

东北虎林园のバス停はなぜか2つあったみたいなのを知らず

1個目のほうで降りてしまい猛烈に迷う。

とりあえず一か八か再度乗車しもう少し進んでみたら、入り口前で下車できました。

 

チケット売り場まで、なぜかあちらも一人だったセルビア人と歓談。

なんでもハルビンで英語教師をしているとのこと。

ジョコビッチは知っているか、と言われた。

 

チケット(130元、約2,300円)を買ってサファリバスへ乗車。

インド人に通訳を頼まれたが、英語も中国語も中途半端で役不足感…

色々と申し訳なかったが、悔しくて言語へのモチベーションは上がる。

 

サファリバスでまたセルビア人と遭遇。

さっきバイバイしたから、なんか気まずかった。

 

サファリバスでトラ鑑賞。

間近で見ると大きい個体はかなり大きくて普通にこわい。

隣の人が鶏肉あげてたので便乗して写真撮影。

それにしても見渡す限りトラばかり。

なんでも1000頭ほど飼育されてるとのこと。

一生分以上のトラを見た。

そしてトラってとってもかわいいことに気が付いた。ネコ科。

 

トラのあとはとりあえずまた市の中心へ戻る。

やることもないし、とりあえず黒竜江省博物館へ。

歴史、固有生物、ロシアとの関係など幅広い展覧ジャンル。

しかも無料で入れました。貧乏者にとってはありがたい。

 

その後はまた中央大街へ。

前日行けなかった、聖ソフィア大聖堂へ。

日露戦争の時代に作られたロシア正教会の教会だそう。

ショッピングモールの後ろに突如現れて驚いた。しかも大きい。

 

写真撮影したら一気にどっと疲れたので、買い物して帰路に就くことに。

 

帰って一休みしたらお腹が空いてきたのでホテル周辺を散策。

おしゃれな川が流れてて、その川沿いに児童公園が。

行ってみたけど、児童はほぼゼロで、ご老人の皆様が思い思いに過ごしている。

老年公園状態。でもみんな楽しそう。

公園でご老人が大勢で楽しんでるの、あまり日本では見かけない。

賑やかでいい時間でした。

 

その後川沿い歩いて一本道に入ると、屋台街が。

烤冷面・茶叶蛋・ハルビンビールを購入して、ホテルへ。

一人で旅の打ち上げです。

 

テレビつけると、上海合作组织(上海協力機構)の青島サミットの中継。

一帯一路が進んでる。

日本ではあれほど中国のニュースやってますけど、

中国では日本のニュースほぼ皆無。片思い。

もはや日本は中国にとって影響力特にないことを感じる。

 

3日目は朝チェックアウトし、タクシーで民航大厦へ。

7時40分発の空港バス(20元、約350円)へ乗車し、1時間ほどで空港到着。

空港のカフェでブラジリアンコーヒーを注文したところ58元とのこと。

今旅のなかで一番高い買い物でした。おいしかったけど。

 

以上、ハルビンの旅でした。

とにかく人が親切だった印象。

それからやっぱり東北の空気は落ち着く。

あと「黒竜江省」という省名は改めて本当にかっこいい。

 

================================

写真:

・朝食。水餃子と麻辣烫

・バス車内のようす

・トラ。かわいい。

・东北虎林园の壁画。トラの耳かわいい。

黒竜江省博物館。

・日本でなかなか買えない、李宁。

・聖ソフィア大聖堂。

・ホテル周辺のおしゃれな川。

f:id:aknh0909:20180612224358j:plain

f:id:aknh0909:20180612224404j:plain

f:id:aknh0909:20180612224434j:plain

f:id:aknh0909:20180612224449j:plain

f:id:aknh0909:20180612224458j:plain

f:id:aknh0909:20180612224504j:plain

f:id:aknh0909:20180612231256j:plain

f:id:aknh0909:20180612224533j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルビン2泊3日の旅(1)

先日、金曜日に有休を頂き週末ハルビン旅行を決行。

 

Spring Japan春秋航空日本法人)の成田ーハルビン線。

手荷物は5キロまで無料で、往復19,000円という素晴らしいコスパ

 

早朝便だったので木曜の夜に成田のカプセルホテル泊。

シャワーもトイレも清潔感あり、

ドライヤーやアメニティも充実してて使いやすかった。

それにしても平日夜なのに人がとても多かった。

 

翌朝、いよいよハルビンに出発。

3時間弱でハルビン空港に到着。

大陸は空気がカラッとしてて過ごしやすい。

空港で1万円両替(手数料込で540元でした…)し、

あらかじめAmazonで買っておいた中国連通のSIMカードに差し替えたりして、

ぐずぐずしてたら市内までのバスを逃す。

待てども次の便が来ない。

とりあえず無料連絡バスに乗って国内線ターミナルまで。

すると市内まで4路線のバスが出てた。

とりあえずハルビン駅まで行くため、1号線へ乗車。

 

ハルビン駅で下車し、困惑。

駅の改修工事中で周辺はカオス状態。

とりあえず、731部隊跡へ行くために343番バスを探すものの、

スマホGPSも若干狂ってて途方に暮れる。

とりあえずその辺の店で重庆小面9元を食し、

いろいろな人に道を聞きながらなんとか343番バス乗り場発見。

ハルビンの人優しいな…

 

バスに揺られて約40分。

2011年~2013年の瀋陽留学中から行きたかったけど、

なぜか行かなかった731部隊跡にようやく到着。

ちょうど無料開放期間だった。

重苦しい雰囲気で、内容はかなり生々しかった。

日本人の元部隊員たちへの取材がかなり入念に行われていた。

隣に解放軍の空軍一行がいて、ちょっと気まずかったです。

でも総じて、貴重な歴史の勉強機会になりました。

博物館の敷地内にはガス室下水処理場の跡など、

かなり色々なものが残ってました。

残念ながら大部分が改修中だったので、次回また行ってみたい。

 

とりあえず市内に戻り、予約してたホテルへ。

しかし、いつまで探しても見当たらない。

住所のある場所は違う名前になっていたので

まさかと思ってフロントで聞いてみると

やはり今は違うホテルになっていた。

ちなみに大手チェーンの七天连锁酒店。

そしてもちろん予約もできていませんでした。

クレジット決済でなく、現地支払いにしといてよかった。

とりあえずそのホテルで空き部屋があったので泊まることに。

1泊166元(約3,000円)で窓付きキングサイズベッド。

基本快適に過ごせたけど、ドライヤーなくて困った。

フロントのお姉さんはぶっきらぼうだけど何かと親切な人で

ザ・東北人って感じだった。

 

一休みして、中央大街へ繰り出す。

とりあえず友人に勧められてた

马迭尔冰棍(モダンアイスクリーム)5元をパクリ。

想像以上になめらかでとてもおいしかった。

その後ぶらぶらして松花江まで行くと、

何やらフェスティバルが。

中国のお笑い「相声」のお祭りで、

全国的に有名なコメディアンも来ていた模様。

中国語の勉強ついでにしばし鑑賞。

現代京劇の役者の皆さんによる

「没有共产党就没有新中国」も聴けた。

共産圏の風を感じる。

 

その後はチェーンの「无缘份米线」で

プレーン米线(9元、約160円)を食し、帰路へ着く。

ホテルでは久しぶりに雪花ビールを堪能。

あっさりビールが好きです。

 

2日目へ続く。

 

=================================

以下、写真。

上から

ハルビン空港到着時

731部隊跡(資料館)

・马迭尔冰棍

・「相声」フェスティバルの様子。

f:id:aknh0909:20180612220730j:plain

f:id:aknh0909:20180612220754j:plain

f:id:aknh0909:20180612220826j:plain

f:id:aknh0909:20180612220851j:plain